入れ歯の種類と特徴

歯科治療

永久歯は親知らずも入れると合計で32本ありますが、年を重ねるにつれて失う歯の本数が増えていく人もいます。しかし入れ歯は小さなものでも使いにくいと感じる人も多く、それが大きくなればなおさら使いづらいものになっていきます。入れ歯は自分で取り外しができるようになっており、残っている歯にバネ(クラスプ)をかけて使うのが一般的な保険で作られる入れ歯です。このタイプの入れ歯を部分床義歯といい、一般的には部分入れ歯と呼ばれています。もう一つは自分の歯をすべて失った人が使う全部床義歯と呼ばれるもので、いわゆる総入れ歯のことを指します。四条の歯科医院でも作成することが可能で、どちらの入れ歯作成も保険適用が認められています。

保険で作る入れ歯の悩み

四条の歯科医院で保険診療の部分入れ歯を作る場合、必ず残っている歯に金属のバネをかけて安定させます。大きくなれば最低でも3か所にバネをかけることが必要ですが、場所によっては前歯にバネをかけることも多く、笑ったり話をしたときに見えてしまうことがあります。バネが見えると入れ歯を使っていることが分かるので、審美的な面で違和感を覚える人も少なくありません。また入れ歯は噛むたびにどうしても動いてしまうため、食べ物が入れ歯と歯茎の間に入ってしまうこともしばしばです。そのせいで歯茎を傷つけることもありますが、人前だと外して取り除くことが出来ずに我慢することになります。また上顎に張り付くタイプの入れ歯は味の感覚を鈍らせ、薄味に感じることも珍しくありません。

自費診療で作れる入れ歯の特徴と利点

初めて入れ歯をする場合、四条の歯科医院ではまず保険で入れ歯を作ることをすすめています。自費診療ではバネのないノンクラスプデンチャーや、軽くて食べ物の味が分かりやすいチタン床義歯などを作成することができます。しかしながら入れ歯は本来口腔内にないはずの異物ですから、いきなり自費で作っても保険との違いを比較することができません。そこでまずは保険の入れ歯を使ってみてから自費診療の入れ歯に移行した方が、使い心地の良さをより実感することができるでしょう。ノンクラスプデンチャーはピンク色の歯茎の部分が、そのまま金属のバネの役割を果たします。弾力性があるので歯茎にフィットしやすく、動きが限られているため隙間に食べ物が入ることがありません。チタン床義歯は総入れ歯の人におすすめで、金属を用いて薄くて軽い入れ歯にすることができます。上顎の全面に張り付いても熱の伝わりが良いことから、食べ物の味を感じ取りやすいのが特徴です。

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